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 Auguste Rodin
       〜公園を散歩するようにロダンを楽しむ

県立文化ゾーンを上から見下ろしたら一際目を引くであろう巨大で目のような形をした建物。これは中がドーム式に大きな空間になっていて、その中にあの有名なロダンの彫刻がスペースを贅沢に使って置かれている。そう、これこそが静岡県立美術館が世界に誇るロダン彫刻の為だけに造られたロダン館(ロダン・ウイング)だ。

素朴な疑問 1  どうして、静岡県立美術館にロダンなの?

答え 美術言うとすぐに絵画を思い浮かべてしまいがちだが、対象が存在するのと同じ次元で立体的にそれを表現する彫刻がもっと評価されてもおかしくない。絵画は勿論の事、彫刻を展示してこそ美術館であると言う自負がある。中でもオーギュスト・ロダンは彫刻史の中でも最も影響力のある人物であり、彫刻と言ったらやはりロダンを避けて通るわけにはいかなかった。

素朴な疑問 2  ロダン・ウイングって、なにか他の建物と違うの? 

答え ロダン・ウイングは他の建物とは違って、天井がガラス張りになっていて、自然の光を取りこめるようになっている。直射日光では強すぎるので、天井についている大きな白い装置が自動で光の量を調整する。太陽の光を実際に入れる事によって、季節や天気、時間帯によっていつもと違った彫刻の表情を楽しむ事ができる。

 
 『地獄の門』『考える人』『カレーの市民』は必見

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