ここで暮らすこととなった二人はこの地で
大変子供に恵まれた。

そして子供の数が21人になった時に、
たまたま現在の静岡県立大学の在る土地に家族旅行をされた。

そこで、日本武尊は21人の子供が元気に遊ばれているのを見ながら、
突然、ミヤズヒメに、
「俺達も歳をとったが、頑張ってあと1人つくって子供達に
11人対11人のサッカーの試合をやらせよう。」
と仰せられた。

ミヤズヒメは一言、「疲れるから、ヤダ。」

後にその地は、谷田と名付けられた。

(完)

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