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至福の3時間
  
第2回 スターリングラード
Enemy At The Gate
スタ―リングラードとは第2次大戦中、ドイツ対ソ連の激戦地となったソ連の地名。

約100万人の死者を出したこの戦いで400人を殺害したといわれる
ロシア人スナイパー、バシリ・ザイツェフは英雄に仕立て上げられていった・・・。

彼の命をかけた戦いと、女兵士との恋、ある将校との友情、
しかも実話に基づいて描かれていてしかも汚い役をやっても
やっぱりキレイなジュ―ド・ロウ出演と聞けばもちろん期待は大きくなるばかり!

・・・なのですが、
(ごめんなさい、これから個人的な感想を言います、映画
を観る前に
他人の感想を聞きたくない人はここで読むのをやめておいて!)

 結局はジュ―ドの外見ばっかり見せている感じがしてしまう。
国のためにそこまでする感情があまり読めないし、他の人もぱっとしないし。
だから、映画の出来といった意味では、これ以上でもなくこれ以下でもない、と言えます。
ただ、役者を見るならドイツ人スナイパー役のエド・ハリスを!

これはもう年季の違いですが、心が寒くなるようなドイツ人をきっちり、きっぱり演じているのでさすがです。

相手役のレイチェル・ワイズも、そんなに魅力的かしら・・・?
でも、戦場だから、取り合いをするほどに見えてしまうのかな・・・?

しかしとにかく内容は戦争もの、この種の映画を見終わった後に
来るなんともやりきれない後味の悪さは確実に来ます。

これが来てしまっては、ジュ―ドがキレイだの、
エド・ハリスに演技がどうのなんて言ってもかすんでしまうのでしょう・・・。
 
2001/アメリカ、ドイツ、イギリス、アイルランド合作
監督:ジャン・ジャック・アノー
出演:ジュード・ロウ、レイチェル・ワイズ、ジョゼフ・ファインズ
原作:ウィリアム・クレイグ

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