第25回 なんじゃこりゃ!?
「御門台」駅名の由来
静鉄「御門台」(みかどだい)駅は、草薙駅の1つ東にある駅。
「みかど」とは天皇のことだろうか?
天皇家とこの地に何か関係があるのか? |
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駅の片隅に「御門台駅と名称を変更した由来」という立札が立っている。
それによると (要約)
「当駅付近には日本武尊に関した史跡地名が多く、また景行天皇が第二皇子であったころ、日本武尊の征された国々を巡視されるため、この地に行幸された。これらの史実により西の草薙駅に対して「みかど」の名を冠した駅名とすることが観光的な意味からも又新興住宅地の表玄関にふさわしい駅名と考え、「有度学校前」を昭和36年3月1日から改称した」とある。
「西の草薙駅に対し」などと、草薙に対抗意識を持ってつけられた名前のようだ。
静岡電鉄が、馬走地区(御門台付近)開発に当たり、「駅名が「有度学校前」ではダサイ」と考え、「御門台」の名前を考案したのではないか?と想像する。
さて、昭和36年に考案された名前だが、現在は地名としても存在している。
駅名変更の26年後である、昭和62年の町名再編成の時、有度第一小学校の南方面に「御門台」の地名が付けられた。
(2006.12.15 修正 めきゅ)
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