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静鉄県総合運動場駅を下車し、運動場の方に向かって歩き、地下道をくぐると、この像はある。草薙野球場の東側です。
1934年(昭和9年)、アメリカ大リーグからホームラン王ベーブ・ルースや、打撃王・鉄人ルー・ゲーリックやジミー・フォックスら豪華メンバーが参加した親善チームがやってきて、日本の社会人選抜チームと対戦をしました。
何試合行ったかはわかりませんが、試合は全敗でした。
そんな中で、唯一「1対0」という際どい試合が行われたのが、第10戦、草薙球場でした。
そのとき、日本チームで活躍したのが、沢村栄治でした。
彼はまだ17才で、当時京都商に在学していたのですが、このチームに参加するために、学校を中退したのです。
彼は伝説の強打者ベーブ・ルースを1ヒットに抑え、取られた得点は、ゲーリックのホームラン1本という惜しい内容のピッチングでした。
この全米チームから、9つもの三振を奪ったのです。
この試合を記念して、1991年3月、この像が作られました。
沢村選手について詳しくはこちら。
ベーブルース選手について詳しくはこちら。
第10戦のオーダー
全日本 |
全米 |
(左) 二出川 |
(遊) マックネア |
(中) 堀尾 |
(二) ゲリンジャー |
(右) 矢島 |
(一) ルース |
(遊) 苅田 |
(左) ゲーリッグ |
(中・左) 夫馬 |
(三) フォックス |
打 杉田屋 |
(中) エブリル |
(一) 山下 |
(右) ミラー |
打 井野川 |
(捕) ヘイズ |
走 李 |
(投) ホワイトヒル |
(二) 水原 |
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(捕) 久慈 |
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(三) 新富 |
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(投) 澤村 |
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1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
全日本 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
全米 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
A |
1 |
一般に澤村選手の背番号は、14番が有名ですが、
昭和9年全日本チームでは8番をつけての力投でした。 |
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