A・B・C

前向きに生きようとがむしゃらに食べる日本武尊であったが、
やはり無理は禁物。
気分を害された日本武尊はこともあろうに食べたものをすべてお吐きになった。

後に吐いたものをみた住民が何も知らずにそれを食べてみるとたいそうおいしかった。
彼らはそれをお持ち帰り、近所に広め、食べ物として定着させた。

それは後にお好み焼きと呼ばれた(かもしれない)。

(完)


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