何じゃこりゃ!?

草薙に存在するちょっと気になるモノについて
ちょっと調べた不定期連載「なんじゃこりゃ」のコーナー。
記念すべき第1回は「考える犬」である。

考える犬とは草薙駅のロータリーに居座っている体長約50?の犬の銅像である。
1997年頃、県立大学の某教授により草薙の象徴として作られたものである。
かの有名な「考える人」を師匠とし、上野の「ハチ公」をライバルとしている。

知名度の点では上記の両者にはまだまだ遠く及ばないが、
誕生以来確実に草薙の街に浸透している(はずである)。

草薙駅を降り立った年輩の方々は足をとめ、「考える犬」と共に考える。
無邪気な子供達は「考える犬」の周りを走り回る。
華やいだ若い恋人達は「考える犬」の前でデートの待ち合わせをする。

「考える犬」は考えるという行為によってこの草薙の街の精神文化を
より豊かにするという小さな野望を抱いてる。一度騙されたと思って
目をつぶり、「考える犬」共に考えてみるのもよいだろう。再び目を開いた時、
その街が今までと違って見えるかもしれない。



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