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コラム「Life Goes On」 (第14回)

年明けましておめでとうございます。
2002年最初のコラムになります。どうぞ今年もお付き合いください。

この頃街の電光表示板には「不審船逃走」「アフガニスタン情勢」のニュースが人目を引いています。
この忙しさに追い討ちをかけるようなこの事件は、
このコラムが読まれるころにはどんな展開をみせているのでしょうか?

でも、「不審船事件」が起きようとも、クリスマスを祝う私たちには
日常生活において非常に関わりの遠い事件であって、
そのお陰でイブの夜に愛し合う二人の仲にひびが入った人はいたでしょうか? 

そんなときふと「Life Goes On」
(それでも生活はあるんだ、というような意味でしょうか)という言葉を思い出します。
「アメリカの同時多発テロ」の起きた直後もそうでした。
世界中が震撼しながら も、 朝になればいつも通りに電車に乗り、会社に着き、何事もないように業務につく。

とても大変で深刻な事件なのだけれど、自らの生活がいきなり侵されるような深刻さではないと。
頭では分かっていても事の重大さは当の本人以外しか分からないように人間はできているのでしょうか?
 やはり痛みは分かち合わなければならないのでしょうか?
そんなとき生来「他人本位」ではない「人間(ここではホモサピエンスのこと)」を責めたくなる気持ちと同時に、
明日も仕事、当面の仕事を片付けて、週末のスケジュールで頭が一杯な自分に
「Life Goes On」なんだと言い聞かせている自分がいるんです。
 
世の中の動きはシンクロしていて、遠い出来事に思えても案外近く、
いつかは自らにも いろんな事件の影響が降りかかってくるはず。
今年もそんな世界が廻る中、たくましく生きていかねばならないのですね。
このことだけは誰も避けられない。

それでも生きていかねばならないんだという気持ちのこもった「Life Goes On 」と いう言葉は
2001年の私の中での流行語大賞であり、
2002年も意識の中で大きい部分を占めるんだなと渋谷の雑踏を歩きながら考えてしまいました。

  またも草薙とははるかにかけ離れたテーマを書いてしまいました。
こんな身勝手 なコ ラム、今年も重ねてよろしくお願いします。

marucchi

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