コラム (第6回)
コラムも、はや6回目を迎え、サブタイトルがついて過激なコラムということになった。
ということで過激なことを言わねばならんかなと思っているわけなのだが、
性格が過激じゃないからな。なかなか難しいな・・・。
さて、今回は、県大の建物とその中身の話。
入試のときは正直、びっくりした。
国公立大学でここまで、きれいで、センスあるデザインの建物を持ったキャンパスがあるだろうか?
僕は、大学入試で、都内私立A大学、愛知県内私立A大学、国立S大学などを受験したが、
静岡県立大学がどこよりもきれいだった。
静岡県は金あるなあと、率直に思ったものです。
あのレンガ造り・・・。どことなくアイビーリーグを意識してつくられているように
感じたものだ。僕が一時期、留学していた、アメリカのH大学を初めて見たとき、
逆に、「県大みたいな建物だなぁ」と思ったもの。
しかし、残念かな。建物の見かけは立派だが、中身はH大学と大きくかけ離れている。
今回は特にパソコンの導入度について述べたい。H大学は、常時100台近いパソコンを備えた
「サイエンスセンター」を持ち、キャンパスのあちこち(図書館など)にもメールチェック、
インターネットができるパソコンが数多く置いてある。なんと食堂にまでパソコンがあるのだ。
まあ、H大学は私立大学だから、単純に比較すること自体間違っているのかもしれないが、
今の県大のパソコンの数は「IT時代」と言われるわりに明らかに少ない。ネットワークにも
目立ったセキュリティーが構築されていないと聞く。
パソコンを多く導入し、みなにパソコンに慣れ親しんでもらわないと、「草薙すくえあ」の
読者が増えないではないか。いつも編集部は熱心に大学にポスター貼っているが、それを見て興味を
持ってくれた人が仮にいたとしても、見る媒体がなければ、全く意味がない。
石川知事、並びに静岡県庁の皆さん。もし、このコラムを見たら、県の予算案の教育予算額の
欄に0をもうひとつぐらい(?)追加して、IT時代の教育に力を注げるような大学にしてくださいな!?
はらゆ〜
#アイビーリーグ:キャンパスにIvy(アイビー=ツタ)が生えているような
アメリカ東海岸に点在する歴史の古い名門私立大学群のこと
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