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第8回 最初のメディア

メディア
と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。

TV,新聞、雑誌、ネット、ラジオなどなど・・・
あるいは、最近はCDやDVDなど、データを運ぶものもメディアとして呼ばれることがあります。

世の中、あっちを見ればメディア、こっちを見ればメディア、まさに世界はメディアでできているかのような勢いです。

さて、メディアとはなんでしょうか。
メディアとはそもそも「媒体(ばいたい)」と言う意味です。
特に上に上げたものに関しては「情報媒体」となります。
しかしくどくど考えれば、音や文字、画像、動きなど・・・メディアとは感覚刺激そのものを差すことに気がつきます。(無限ループに陥らない程度にくどくど考えるのは大切です。)

と言うことは、私たちが生活する中で接触する全てのもの、すなわち「生活空間そのもの」が実はメディアだと言えるのではないでしょうか?
目の前にあるパソコンのみならず、その下にある机、そのしたにある足から伝わる匂いさえも、あなたに何らかの情報をもたらすメディアです。
そして、窓を開ければ、降り注ぐ雨に、とどろく雷鳴・・・あるいは空に光るお月様。

何が言いたいかと申しますと・・・

要するに、メディア(媒体)とは感覚を刺激する全てのものであり、それはパッを思いつくような広告宣伝のみの専売特許ではないわけであります。

テレビやネット、ラジオなどからは、一見いろとりどりの情報が流れてくるように思いますが、それらはあくまで受動的であり、かなり限られた感覚しか刺激しないのです(新聞は文字だけ、テレビも箱の中に音と動画が流れるだけ)。一方で、生活空間から何かを感じる場合には、五感や時には第六感まで生でリアルな情報に触れて、身体で感じ、身体で反応する度合いが高まります。テレビを見る反応と、リアルに基づく反応では、その次元が違うと思いませんか?(ココ、ポイントですが、ややこしいので3回くらい読んでみてください)

そしてもう一つだけ。人間誰しも結局は他人との違いと関係の中で生きていると言うことです。自分の都合のいい世界にずかずか乗り込んでくる他人との葛藤、そして時に存在だけで救われる他人(他者)・・・生活空間の中でも他人と言うのもまたメディアと考えられます。

したがって・・・そういった他者のリアルな動きや関係、そしてあらゆる豊富な感覚とエネルギーが溢れる街にでかけることが、よどみ始めた精神にまた新たな感覚を与えるのです! 街こそメディアの宝庫ではないでしょうか?

さあ、たまには全ての電気メディアのスイッチを切って、五感を開放して街へでかけましょう♪

そしてそこで気づくかもしれません。最初のメディア・・・それは、リアルから全てを感じ取る、あなた自身の身体だと言うことに。 

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