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『草薙龍勢の保存に努めて』
有度ふるさと研究会 会長 堀場 昭司さん
 草薙の秋の空を賑わせる恒例行事と言えば、草薙神社龍勢祭り。

 それを今日まで支えてきたのは草薙龍勢保存会の方々ですが、今回は平成3年〜10年に草薙龍勢保存会の会長をつとめた、堀場昭司さんにお話を伺いました。

 草薙龍勢と言えば、平成15年に県指定無形民俗文化財に指定され、今では草薙の大切な文化であることは周知の通り。

 でも、その龍勢が途絶えてしまうかもしれない危機があったと堀場さんは話します。そのような状況の中で、堀場さんらは地域の文化の大切さを訴え、その熱意が地域や公的機関を動かす力に。その経緯を振り返り、堀場さんはこう話します。「私たちは草薙龍勢の文化財指定にこだわって動いていたのではなく、保存することに力を入れているうちに自然と今に至ったんです」と。

また堀場さんの文化を大切にする活動は、龍勢だけにとどまりません。草薙を中心とする有度地区には、「有度ふるさと研究会」という地域の歴史や文化を学び、そして発展させていく活動がありますが、堀場さんは、現在、その会長をしています。まさに草薙龍勢に関しては勿論のこと、草薙地域の文化の保存や発展に関しても‘縁の下の力もち’という存在。

ちなみに、「有度ふるさと研究会」は現在52ある有度公民館の公民館活動のひとつですが、堀場さんはボランティアで、公民会活動を取りまとめる「親睦会」の会長を発足時から現在までの約30年間つとめており、公民館活動を支え続けています。これをきっかけに草バトン2人めに登場した、(当時)有度公民館館長・浅井博さんと知り合いに。

取材していて驚いたのは、堀場さんの草薙だけではなく、駿府の歴史の知識の深さ。次から次へと飛び出す話題に、これまでの活動の積み重なりを感じました。地域のことを理解しようとする気持ちが、文化の保存や発展につながる・・そんなことを堀場さんは教えてくれます。

取材日:2007年1月10日
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