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 去年、惜しまれながらこの世を去った秋野不矩(ふく)さん。この人知ってます? 知らなくても心配なし! 私草アート担当も半年前まで知らなかった! 天竜市に生まれ京都に住み、54才にしてインドへ出向き、その世界を圧倒的な力強さで描いた彼女の大きな絵の前に立つと、まるでひとつのインドを体験したかのような錯覚に陥るでしょう。左にあるポスターの絵も彼女のものだが、ぜひともホンモノをご覧になって欲しい! こんな電子化された絵からは計り知れない生き生きとした存在感を感じる事でしょう。

 この他にも静岡にゆかりのある画家たちの実に個性豊かな世界が、今回の特別展には詰まっています! いつも西洋画中心に見ている人に特に見て欲しい。そうでない人も勿論。きっといいリフレッシュになるはずです! 今回はその中の
一部を紹介!
☆2002年 2/1(金)〜3/31(日)
●開館時間:午前10時〜午後5時30分
●休刊日:毎週月曜日
 (ただし、2/11(月・祝)
  は開館、翌2/12(火)休館)
●観覧料 一般・大学 600円 
     小・中・高生 300円
     70歳以上無料



 イギリスのロマン主義画家ターナーを愛した栗原忠二のには、ターナーの絵に見紛うほど、彼の画風が踏襲されている。
 彼の描いた『リッチモンドブリッジ』は、リーズ大学のかつての副総学長に購入され、今も大学にあるという。
 右の『セントポール』は、1916年頃に描かれた。まだ船による取引が活発だったテムズ川からイギリス最大級の寺院セント・ポールを臨んだ設定。手前に船乗りたちと二隻の船が見え、奥にそびえ立つのがセント・ポールだ。う〜む・・・ロンドンのよどんだ重々しい空気が伝わってくるようだ。
 哀愁ただよっていますねぇ・・・。 栗原氏はこのタッチで『ロンドンの郊外』、そして何と『道頓堀の夕』をも描いている。一体どんな道頓堀が見られるのか・・・楽しみですねぇ(~-~)/
   
  左が現在のテムズ川とセントポールだ。ほぼ上の絵と同じ角度から見た眺めだから、なんとなく同じに見えるだろうし、またかなり違う気もするだろう。
 それもそのはず、歴史の街だけあって建物はほぼそのままだが、昔頻繁に行き来していた貨物船は、今はほとんど通っていない。何と言っても写真にある2000年にいきなりできたミレニアムブリッジは、開通初日に人が渡り始めると大揺れし、すぐさま通行禁止に!・・・今はどうなっているのだろう。
  ともあれ、このように西洋的日本絵画もまた一風変わった面白さを見せるのである。







さあ、春はすぐそこ、
散歩しながら県立美術館へ出かけてみては?



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