ここにあるのは、田中さんが1956年に産み出した「電気服」だ。「!!」 こl、これが服なのか!? あまりに飛躍した想像力にもはや我々はついて行けない。そして・・・左下にあるモノクロの写真が、彼女がそれを装着した姿だ。「・・・」これでは、もしかしたら動けないのでは? と、思ったものの、動けるかどうかはもはや彼女の美的感覚から除外されているのかもしれない。実用を超えて誰も触れた事のない驚愕すべき美をひたすら追求する田中さんの徹底さに敬意。


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